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諦める力』諦めることは明らめること

カズ
カズ
どうもカズです!大手サービス業から東京のベンチャー企業に転職した社会人4年目サラリーマンです。年間60冊以上本を読むプチ読書家です。

努力しても勝てない世界がある!

本日紹介する本は


著者:為末大

為末選手は元陸上選手でした。世界選手権の400メートルハードルで銅メダルを勝ち取り、陸上トラック種目の世界大会で日本人として初のメダルを獲得した方です。

順風満帆に見える為末選手でしたが、元々は100m、200m、400mなど様々な種目で活躍する選手でした。

高校3年生は100m、200m。400mでインターハイに出るほど活躍していましたが、顧問の先生が100mのエントリーを意図的に外したのです。

そのことがキッカケで為末選手は400mの種目に専念することになるのです。

顧問の先生が為末選手を100mから外した理由は是非本書を読んでください!

為末選手の中では100mを走りたいという未練が残っていましたが、、最終的に400mハードルに切り替えました。

100mという花形の種目から400mハードルに移った時は心の葛藤に見舞われたそうです。

諦めること=ネガティブなこと

皆さんもネガティブなイメージを持つと思います。

しかし、諦めるにはポジティブな意味も含まれています。

『諦める力』『嫌われる勇気』にも描かれていますが、

諦める=明らめる

つまり、物事を明らかにするという意味です。

自分がこの種目に向いているのか向いていないのか明らかにするということです。

今回は『諦める力』を読んで実際に私が取り入れている考え方を3つ紹介します。

諦めることはポジティブに捉えましょう!

この本を参考にして欲しい人

・めちゃくちゃ努力しているのに結果が出ない方

・諦めることがネガティブなことだと思っている方


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サンクコスト

モフ
モフ
何それ!
カズ
カズ
説明するね!

『諦める力』ではサンクコストという考え方が出てきます。

埋没費用といって、過去に出した資金のうち、何をしても回収できない資金のことをいう。

つまり、自分が今まで努力したけど結果が出ないことに対して

『せっかくここまで頑張ってきた』という考え方に縛られるということです。

私は一時期プログラミングの勉強をしていました。

そこまで高い教材は買っていませんでしたが、トータル4万円ほどは教材代に費やしたと思います。

途中で全然面白くないことに気づいていましたが、

カズ
カズ
せっかく5万円も使ったんだから元を取らないと!

と全く集中出来ない勉強に時間を費やしていました。

途中で他の勉強にシフト出来たので良かったのですが、この元を取るという考え方は非常に危険です。

過去のやったことに縛られるのではなく、その未来に明るい兆しがあるなら続けてみるのも良いかもしれません。

私は詰まらない勉強を今後も頑張るのは勿体ないと思いプログラミングの勉強を諦めました。

プログラミングの勉強をやめてからはブログやTOIECなど自分が楽しんで出来ることに取り組んでいます。

「勝ちやすい」ところを見極める


例えば、レスリングの伊調選手は元々絶対的な強さを誇る吉田選手と同じ階級で戦っていました。

伊調選手は吉田選手にほとんど勝てることがなかったのですが、伊調選手は世界の頂点に立つことが出来たのです。

それは、違う階級に移ったからです。

世界で勝ちたいという目標は変わらないので、絶対的な強さを誇る吉田選手とは違う階級を選んだ結果、世界の頂点に立つことが出来たのです。

世界の頂点に立つという目的を達成するために、吉田選手と同じ階級で戦うよりも勝ちやすい階級を選択したのです。

私はこの考え方を仕事で取り入れています。

あなたは仕事で苦手なことを克服しようとしていますか?

例えば私は電話対応が苦手です笑

もちろん、電話対応を上手くすることも大切ですが、苦手なことを克服するにはそれなりの時間が掛かります。

なので、私は電話対応をあまりしなくても良い職種に転職しました。

大手企業にいた時は毎日電話対応で注意されたりしていましたが、今の会社は電話対応がほとんどないので、気持ちよく働くことが出来ています。

自分自身が活躍出来る(勝てる)場所を見極める!

この考え方は非常に重要です。

苦手なことを克服する時間に当てるよりも自分の強みが生きる職場で働く方が何百倍も楽しいと思います!

才能じゃない、努力が必要なんだはとても残酷な言葉


全てのことが努力でどうにかなるという意味合いを含んでいて、諦めることが悪いことに捉えてしまう表現です。

私は中学の時に陸上部でした。

友達が遊んでいる時も一人で孤独にずっと走り続けて努力しましたが、その友達には勝てませんでした。

この時に努力は才能のある奴にに勝てない

と実感したのです。

私は試合で1位になりたいという目標がありましたが、陸上では実現出来ないと判断して高校はテニスを始めました。

毎日夜遅くまで練習して、部活後もテニススクールに通ったりするなどひたすら努力しました。

試合で勝つことが出来ましたが、やはり才能のある人たちには勝てることが出来ませんでした。

努力では才能のある人たちに勝つことは難しいです。

ただこの努力は無駄にはなっていませんでした。

今では過去に頑張った習慣がとても役に立っています。

私は昔から継続力がある人間なので、過去に物事を継続した習慣から、社会人になって毎日勉強、ブログ、読書など様々なことを継続出来ています。

才能は努力には勝てない!

だから諦めることも一つの選択肢にしなければいけません。

しかし、努力した分、必ず得るものはあります!

私は社会人になってそれが継続力となって今でも活きています。

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