何ものでもない自分を変えよう
本日紹介する本は
著者:井上大輔
この本はマーケティングを学ぶ本ではありません。
もちろん、多少マーケティングを学ぶことは出来ますが、焦点はそこではありません。
「マーケターのように生きる」とは「人の期待に応えることを追求する」生き方のことと『マーケターのように生きろ』には描かれています。
つまり、様々な場面で人から求められる人材になるということです。
そのためマーケティングの基礎を理解して、マーケター視点で物事を考えれるようになることに視点を置いています。
私はこの本を読んで、マーケティングの基礎を学びながら、大事な考え方もたくさん得ることが出来ました。
今回私が「マーケターのように生きる」を読んで学んだ大事な考え方を3つ紹介します。
仕事や家族にあなたが必要だと言われるために
マーケターように生きてみませんか!
この本を読んで欲しい人
・マーケティング思考を身につけたい方
・求めらる人になりたい方
・人生を180度変えたい方
この記事には一部PRが含まれています。
何を言うかとどう言うか
マーケターは常に相手が何を求めているのか考えます。
これはプレゼンや商談の際に応用出来るのです。
例えば、プレゼンの際に一方的に提案したいことを伝えるだけでは、反応が悪いことが多いです。
まずは何を言うかを考えるのです。
相手が何に不安を抱いているのか
一番気になることは何だろう
この数値を入れたら、見やすい資料になるだろう
と相手視点で何を求めているのか考えます。
そしてある程度整理が出来たら、
次に「どう言うか」です
せっかく考えた提案をそのまま伝えるのは勿体ないのです。
例えば、こちらの事業がわからない顧客に、専門用語を使っても彼らは理解することが出来ません。
それをどうすればわかりやすく伝わるかを考えるのです。
相手の立場に立って物事を考えることがマーケティング思考です。
『マーケターのように生きろ』ではこの考え方はあらゆるコミュニケーションに威力を発揮しますと描かれています。
私も仕事でプレゼンの際は
「何を言うか」「どう言うか」をしっかり考えてプレゼンに挑むようにしています。
専門用語をわかりやすい表現にするだけで、先方の反応が全然違います。
私は『マーケターのように生きろ』を読んで、相手がどう反応するのか考えて資料を作ることが出来るようになりました。
『市場を定義する』をスピーチに応用する
例えば、あなたが大勢の前でスピーチをすることになりました。
さて、あなたはどうしますか?
以前の私は全員に受けるスピーチを作成していました。
おそらく、みなさんもそう思うでしょう!
しかし、マーケティングの『市場を定義する』で考えると全員に本気で向き合う必要がないと『マーケターのように生きろ』では描かれています。
つまり、相手を限定するのです。
例えば、大学の新入生にスピーチをするとしましょう!
新入生に考えられることして
・めっちゃ勉強を頑張りたい
・これからの大学生活がどうなるの楽しみ
・とりあえず様子を見よう
上記で一番大学生の割合で多いのは、「これからの大学生活がどうなるの楽しみ」
だと思います。
実際私も新入生の時そうでした。
しかし、市場を定義しないと全員に中途半端なスピーチになってしまい、ほとんどの聴衆は退屈するかもしれません。
この時に「これからの大学生活がどうなるの楽しみ」に向けてスピーチを考えると一部ウケないかもしれませんが、定義した人にはしっかりとあなたのスピーチが刺さると思います。
人生は配られたカードで勝負するしかない
『マーケターのように生きろ』では自分は手札が悪い、あの人は手札が良い、と嘆いてる時間からは、いっさい何も生まれません。(省略)配られたカードの中から一枚を選択するのは自分自身なのですと描かれています。
この本とは違う視点でお伝えしますが、
私自身配られたカードは良いカードではありません。
常に努力をしなければ、凡人で終わるカードばかりです。
しかし、貪欲に挑戦出来る1枚のカードのおかげで日々頑張ることが出来ています。
よく居酒屋で愚痴を言っている方がいますが、愚痴を言っても何も解決しません。
自分の現状を受け入れて、黙々と頑張れば良いだけなのです!
この本では自分が配られたカードをどのように生かすか描かれています。
是非参考にしてください!
まとめ
マーケター思考は仕事だけではなく、人間関係も円滑にしてくれます。
私はこの本を読んで仕事に生かすことや上手いコミュニケーションの取り方も学ぶことが出来ました。
ちょっとしたマーケティングの基礎も学べるので、ぜひ読んでみてください!
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