私は過去2回転職活動をして、20社以上の面接を受けてきました。
不合格になった面接をたくさん経験してきましたが、転職エージェント経由で多くのフィードバックを頂きました。フィードバックのおかげで転職面接で落ちる理由を自分なりに分析できたと思います。
みなさんは、「なぜ自分が不採用になったのか?」理由がわかりますか!もし、転職活動で不採用通知ばかり届く方がいたら、一旦転職活動をやめて、こちらの記事を参考にしてください!
転職活動で不採用通知ばかり届くと、メンタルが崩れるかもしれません。少しでも不採用通知を減らすために、この記事を見てしっかり対策しましょう。
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転職面接は不採用になることが多い?
大前提として、転職面接は結構落とされます。
ブラック企業や人が足りていない企業などはすぐに内定を貰える企業もありますが、伸びている企業やホワイト企業などの倍率の高い企業ほど落とされる可能性が高いです。
また、運やタイミングの要素もあります!
・20代未経験
・30代未経験
たまたま同じ時期に上記の応募者が来た場合、どちらを企業が採用すると思いますか?
人間性に問題がない限り「20代未経験」を採用します。ポテンシャル採用は年齢が指標になることが多く、同じタイミングで求職者が現れた場合は、成長見込みのある若い人材を採用する傾向にあるのです。
そのため、あなたが人間的にも問題なかったとしても、タイミングによっては、落とされることもあります。
倍率の高い人気企業は以下の理由で不採用になることが多いです!
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あなた以外にも応募者がたくさんいる
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優秀な求職者が集まりやすい
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面接通過率は10%を下回ることがほとんど
私を担当した転職エージェントによると、人気企業は「合格したらラッキー」くらいの気持ちで挑んだ方が良いと言っていました。それほど落ちやすいということです。
私も経験していますが、転職面接は最終面接になっても落とされることが多いです。なので、転職面接は落ちること前提で受けた方がメンタルも安定しやすいです。
私は転職面接で落ちても、「お!落ちたか!次はどこ受けようかな~!」と気持ちの切り替えが早かったです(笑)
転職面接が不採用になる理由
転職面接が不採用になる理由は運やタイミングの要素もありますが、基本的なことをしっかり対策しておけば、通過率が上がります。
不採用になるのには、必ず理由があります!
運が悪かった
だけで終わらせないためにこれかれ伝える内容をしっかり確認しておきましょう!
全て出し切って不採用通知が届いたのであれば、タイミングに恵まれなかっただけです。
切り替えて次の企業に応募しましょう!
転職面接が不採用になる理由:面接マナー編
転職面接はビジネスマンとしての立ち居振る舞いが見られています。
当然、企業はマナーの悪いビジネスマンを容赦なく落としてきます。ビジネスマナーが悪いと一次面接で落とされることがほとんどです。では、具体的にどのような面接マナーがダメなのか見ていきましょう!
第一印象が悪い
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笑顔がない
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元気がない
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声が小さい
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服装がだらしない
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清潔感がない
基本的なビジネスマナーが出来ていない社会人は意外に多いです!
特に転職面接は、緊張で「声が小さい」「笑顔を作れない」で普段明るい人が、無愛想な人になってしまうこともあります。
第一印象が悪いと、
と思われて一次面接で落とされることがあります。
スキルに問題なくても第一印象が悪いと、人間的に問題があると思われて落とされます。
面接前は鏡の前で笑顔で元気よく話す練習をしましょう!
鏡の前で自分の姿を見てみると、笑顔を作れていないことが良くあります!
質問と回答がズレている
転職面接の質問と回答がズレていることはよくあります。
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1分以内の自己紹介を求められているのに1分以上話す
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転職理由を求められているのに志望理由を話す
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簡潔な説明を求められているのに長々と話す
これらのことはコミュニケーションスキルがないと判断されて落とされやすいです。実は質問と回答がズレている例は普段の仕事でもやっている可能性があります。
上司は仕事が「終わったのか」「終わってないのか」を確認したいのに、上司に怒られるのが嫌で言い訳が先に来る人がいます。
過去の私も言い訳が先に来ていたと思います笑
普段の仕事で質問されたことに素直に答える練習はできるので意識して取り組んでください。
質問された回答に「今のは素直に答えられていたのか」と一回ずつ心の中で問いかけてみましょう!
この練習を繰り返すことで自然と質問に対して素直に答える習慣が身に付いてきます。
結論から話していない
面接官の質問に皆さんは結論から回答できていますか?
「結論から話すことが大事」というのはどの転職エージェントも言っています。
結論から話すことで、面接官があなたの回答をイメージしやすくなるのです。
長々と話した後に結論を言っても、面接官はあなたの話を覚えていません。
どの質問も結論から話すことは絶対忘れないでください!
面接の基本です。
企業情報や仕事内容を全く調べていない
企業や仕事の内容を事前に調べるのは基本中の基本です!
事前に調べていることで、仕事のミスマッチがないかも面接前に把握もできます。
また、面接官に志望度もアピールできます。
面接官は求職者がどれくらい自分たちの企業に興味があるのかを見ています!
なので、少なくとも下記の情報は確認しておきましょう。
・企業理念
・SNS情報
・事業内容
・仕事内容
・採用情報
面接日程が合わない
面接日程が合わないと選考に進めないので、不合格になりやすいです!
当たり前ですが、企業はあなた以外にも多くの求職者を面接しています。
現職が忙しくて、あなたの面接日程が中々組めない間に、他の求職者がどんどん合格している可能性があるのです。
仕事が落ちついた期間に転職活動をしたり、有給を上手く利用して、面接日程を組めるようにしましょう!
転職面接が不採用になる理由:回答編
面接の質問に対する回答も基本的なことを抑えておかないと、面接に落とされます!
では、どのような回答が不合格になるのか見ていきましょう!
転職理由がネガティブ
転職理由はネガティブになりやすいですが、上手く変換することが大事です!
◾️人間関係が悪い
↓
チームと協力しながら仕事をしたい
◾️ノルマがキツイ
↓
顧客と長く信頼関係を築ける営業がしたい
◾️残業が多すぎる
↓
効率よく働いて、メリハリをつけたい
◾️給料が安い
↓
仕事の評価を正当に評価されたい
転職理由は本音ベースで言うと、ネガティブになりやすいです。しかし、面接官に悪い印象を与えてしまうため、建前も重要です。
ネガティブな理由をポジティブな転職理由に変換することで、面接官にマイナスな印象を与えないです。上手く変換することを覚えておきましょう!
志望理由が曖昧
企業の志望理由が曖昧で落とされることはよくあります!
面接官は志望理由が曖昧だと
とマイナスな印象を与えるのです。
志望理由は下記の型がオススメです!
自分の転職の軸⇒志望企業の魅力⇒〇〇に貢献出来る⇒マッチしている
一貫性のある回答を作りやすく、面接官もあなたの話をイメージしやすいです!
志望理由は企業研究をしないと、曖昧になりやすいので、企業情報をしっかり確認しましょう。
自己紹介が長い
自己紹介は簡潔に1分以内で終わらせるようにしましょう!
自己紹介で長く話す人は、コミュニケーションスキルがない、論理的ではないなどの理由で、落とされやすいです。
自己紹介でたくさん話したい気持ちはわかりますが、その後の質問で根掘り葉掘り聞かれるので、短めの自己紹介で問題ありません!
逆質が用意されていない
逆質は「企業への興味関心」「やる気」などをアピールできます。
しかし、「特にありません」と何も質問していないと、面接官は「入社意欲ないのかな?」とネガティブな印象を持ちやすくなります。
逆質は最低3つくらい考えた方が良いです!
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最近中途入社した方は前職どんな業種で今は活躍しているのか?
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HPを見て〇〇の部分をもう少し詳しく知りたいと思いましたが可能でしょうか?
-
社内のマーケティングはどの分野に課題があるのか?
「残業は多いのか」「福利厚生はどんな感じ?」などの質問は必要最低限にしましょう!
あくまで逆質は仕事への興味・関心をアピールするためにやるので、仕事へのやる気がないと思われてしまいます。
求人情報に記載されていることを逆質する可能性もあるので、なるべく条件面の質問は内定後のオファー面談(企業と内定者によって内定後に行われる条件面などをすり合わせる面談)でやることがオススメです。
企業の価値観とミスマッチな回答
例えば、「仕事のスピード感」を求める企業に対して、あなたが「スピードよりも丁寧に仕事をしたい」など、企業の価値観と違う回答をすると、面接で落とされます!
これは、企業のカルチャーとミスマッチが起きているからです。
企業とのミスマッチが起きると、早期退職に繋がり、企業側からすると採用コストや育成コストが無駄になります。そのため、面接官は面接で企業とのミスマッチがないか確認しているのです。
事前に採用情報やHPで企業理念やバリューを確認して、どのような人材を求めているのか確認しましょう!
企業との価値観が合わない会社に入社すると、苦しむのはあなたです!
転職面接が不採用になる理由:仕事編
仕事に関することで面接に落ちるとはどういうことなのでしょうか?
実は私も過去の面接で仕事に関することで落とされた経験がたくさんあります。
スキルが足りていない
未経験からスキルをつけるめに転職する方や違う業界・職種に挑戦したい方は、スキル不足で面接に落ちることが多いです。
中途採用の基本は即戦力です!
なので、企業側の欲しい人材とマッチしていないので落とされるのです。
私も1回目の転職活動は未経験分野の転職でした。なので、スキル不足で落とされることが多かったです。また、2回目の転職活動も自分の能力以上の企業面接を受けたら容赦無く落とされました笑
未経験分野の転職活動ほどスキル不足で落とされやすいです。
もちろん、年齢やコミュニケーション能力など違うスキル面を評価してもらえると、内定をもらえる可能性はあります。
最初から「自分は受からないだろう」と思って、選考に進まないのは勿体ないので、挑戦してみてください!
挑戦しないと何も始まりません。
チームで仕事をした経験がない
ベンチャー企業の選考はチームで仕事をした経験を話す機会は少ないですが、大手企業なら8割以上はチームで仕事をした経験を問われます。
大手企業は一人のスーパーエリートよりも協調性を大切にする企業が多いです。そのため、チームで協力して仕事をした経験がないと落とされることがあります。
私は大手とベンチャー企業を経験していますが、ベンチャー企業は個人プレイが多いので、面接でチームで仕事をした経験を問われたら、大手企業の話をすることが多かったですね。
もし、チームで仕事をした経験がなくても、「今はチームで仕事をする仕組みを作っている」など組織の活性化に向けて動いている経験を話せるとアピールになります!
能動的に働いた経験がない
指示待ちで仕事をする人は面接で落とされやすいです。
面接官は能動的に自分から課題を見つけて、提案する人材を好みます。なので、自ら課題を解決した経験を質問で聞いて、曖昧な回答をする方は落とされるのです。
普段の仕事から指示待ち人間ではなく、積極的に部署や業務の課題を見つけて、改善できるように心がけましょう!
これは普段の仕事の取り組み方が大事です。
他責思考
面接官の質問に対して他責思考の回答をしている方は落とされます!
特に転職理由や失敗経験で他責思考を言う場面が多いです。
・前職は上司は厳しくて辞めた
・あの時の失敗は自分の責任ではない
・会社が悪い
など自分は悪くないという回答は面接官にネガティブな印象を与えやすいので注意です。
例えば、前職でブラック企業に転職して会社を辞めたのなら、
事前に残業時間の多さや過酷な環境で働くことを見抜けなかった自分が悪い、今回はその反省を生かして、綿密に条件面や働き方をすり合わせしてミスマッチがないようにしたいと思います。
反省→失敗からの改善策
という順番で言うと、面接官に悪い印象を与えません!
転職面接で落ちた時の対策
面接で落ちるのは悲しいですよね!
私も何十回も不採用通知が届いているので、気持ちはとてもわかります。
最後らへんは不採用通知ばかりで全然気にしなくなりましたが笑
転職活動は短期決戦が多いため、落ち込んでる暇はありません!
転職面接で落ちた時の対策についてお伝えします。
実力に合わない企業に応募していないか見直す
キャリアアップの転職をしたい方は、自分のレベル以上の企業を受けると思います。
私も2日目の転職活動はキャリアアップで、多くのレベルの高い企業の面接を受けました。
しかし、自分の実力以上の企業に応募すると、不採用になることが多いです。
何回かお伝えしていますが、中途採用は基本「即戦力」が求められています。
実力が足りていないと、落とされるのは当たり前なのです。
もちろん、自分の実力以上の企業を受けても採用されることはあるので、選考には進んだ方が良いと思います。
しかし、実力以上の企業で不採用通知ばかり届く場合は、一旦レベルを下げるか、自己分析をして、再度転職の軸を見直した方が良いです。
次の応募は事前に企業のことを徹底的に調べる
企業分析をしていない方は、事前に企業の情報を徹底的に調べましょう!
企業とのミスマッチを防げますし、どんな人材を求めているのか事前に把握することで、面接対策にもなります!
同時進行で面接を受けすぎると、準備が間に合わないので、面接日程は最高でも5社くらいが良いです。
面接対策を見直す
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事前に企業のことを調べていますか?
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よくある質問の回答の準備をしていますか?
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逆質問の準備をしていますか?
など面接は事前に対策することが多いですが、
しっかり準備できていますか?
私は面接で何人かの面接官の反応の悪い回答を変えたり、
逆質問を企業ごとに使い分けたりと面接を通して、面接対策を見直していました。
最初は通過率が悪かったのですが、面接対策を見直しているうちに通過率が上がったと思います。
面接対策は同じことをするのではなく、悪かったことを洗い出し改善することが大事です!
落ち込まないで次の準備をする
面接に落ちると悲しくなる気持ちよ〜くわかります!
しかし、落ち込んでも不採用という事実は変わらないので、落ち込んでいる暇はありません。
なぜ面接に落ちたのか仮説を立てて、面接対策を見直したり、自分より遥かレベルの高い企業を受けていないか見直す必要があります。
私は不採用通知が来ても「落ちたか!次受けよう!」と超高速で気持ちを切り替えていました笑
転職活動は短期決戦が多いので落ち込んでいる暇はありません!
転職エージェントからフィードバックをもらう
転職エージェント経由で選考に進むと、人事は転職エージェントにフィードバックをくれます。そのため、不採用の場合は「なぜ不採用になったのか」理由を明確に教えてくれるのです。
私も転職エージェント経由で応募した企業からフィードバックを受けて、口癖や面接官に刺さらなかったことなどをたくさん改善するべきポイントを見つけました。
自己応募は「不採用」しかわかりませんが、転職エージェント経由はなぜ不採用になったのか明確にわかるので、エージェント経由の応募はオススメです!
転職エージェントを活用しよう!
転職エージェントは無料であなたの面接をサポートしてくれます。
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書類の添削
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面接対策
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面接後のフィードバック
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内定後のやり取り
一人で転職活動をするよりも転職エージェントを利用した方が、かなり心強いと思います。
私も過去2回転職活動をしていますが、
2回とも転職エージェントを使用しています。
もちろん、次転職する時も転職エージェントのお世話になるつもりです笑
最後にオススメの転職エージェントを紹介しておきます。
無料で登録できるので、是非、転職エージェントを活用しましょう!
リクルートエージェント
※大手の転職エージェントで、安定感があります。私も過去2回の転職活動でお世話になりました
マイナビエージェント
※こちらも大手でハズレのエージェントは少ないですが、リクルートエージェントよりかは充実していないかも!