「自己投資をすれば成長できる」
そんな言葉を、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

資格勉強、セミナー、教材、交流会、副業…。
世の中には「自己投資」と呼ばれるものが数えきれないほどあります。しかし、実際にやってみると、すべてがプラスになるわけではありません。

私はこれまで、さまざまな自己投資に時間とお金を使ってきました。その中には、人生や働き方を大きく変えてくれたものもあれば、正直「やらなきゃよかった」と後悔しているものもあります。

この記事では、会社員として働きながら副業にも取り組んできた私自身の体験をもとに、やってよかった自己投資とやらなきゃよかった自己投資を、良い面も失敗も含めて正直にお話しします。

これから自己投資を始めようとしている方、何に時間やお金を使うべきか迷っている方にとって、少しでも遠回りを減らすヒントになれば幸いです。

この記事のテーマについては、YouTubeでも詳しく解説しています。

よかったら動画の方も見てみてください。

実際にやってよかった自己投資

実際にやってよかった自己投資自己投資というと、特別なスキルや大きな成果をイメージしがちですが、振り返ってみると、人生や働き方を大きく変えてくれたのは、派手なものではなく、日々の積み重ねにつながる投資ばかりでした。

どれもすぐに結果が出たわけではありません。

むしろ、地味で続けるのが大変だったものも多いです。それでも、続けることで考え方や行動が少しずつ変わり、気づけば自分の選択肢や自信を広げてくれていました。

資格勉強|知識より「学ぶ習慣」が人生を変えた

私がやってよかった自己投資の一つ目は、資格勉強です。

社会人になってから改めて感じたのは、勉強は「やらされるもの」ではなく、自分を守るための武器になるということでした。

資格の勉強を始めたきっかけは、会社での評価を上げたいという思いもありましたが、正直なところ、当時の自分に自信がなく、「何かスキルを身につけたい」と感じていたことが大きかったです。

勉強を続けていくうちに気づいたのは、価値があったのは資格そのものよりも、学ぶ習慣が身についたことでした。仕事で分からないことがあっても、人にすぐ頼るのではなく、まずは自分で調べて理解しようとする姿勢が自然と身につきました。

その結果、知識が増えたというよりも、自分で考え、問題を解決する力が鍛えられたように感じています。

資格が直接的に仕事に活かせた場面は多くありませんが、学び続ける姿勢を評価してもらえるようになり、任される仕事の幅やチャンスが少しずつ増えていきました。

資格勉強を通して一番実感したのは、目標を持って努力する時間は、必ず自信につながるということです。
社会人になると結果ばかりが求められがちですが、プロセスに投資できる人ほど、長期的に成長していくと感じています。

もし今、自分の将来やキャリアに不安を感じているなら、資格を取ること自体を目的にするのではなく、学ぶ時間を生活の中に組み込むことを意識するのも良いと思います。

その積み重ねが、あとから確実に自分を支えてくれるはずです。

筋トレ|人生を変えた最強の自己投資

次に、私がやってよかった自己投資は筋トレです。

これは大げさではなく、人生を変えたと言ってもいい自己投資だと思っています。

筋トレを始めたきっかけは、大学生の頃で、当時は正直かなり不純でした。

シンプルに言えば、女性にモテたいという理由です。ただ、そこから8年以上続けてきた今では、見た目以上に考え方や行動そのものが大きく変わったと感じています。

筋トレを通して一番変わったのは、自己管理の意識です。仕事がうまくいかない日や、気持ちが落ち込む日でも、トレーニングだけは続けてきました。

「今日はやる気が出ないからやめておこう」と言い訳せず、決めたことを淡々とこなす。
この積み重ねが、自分に対する信頼につながっていたと思います。

ベンチャー企業に転職し、かなりハードな働き方をしていた時期もあります。夜遅くまで仕事をして心がすり減るような日でも、筋トレをすると不思議と気持ちが少し軽くなりました。

体を動かすことで、考えすぎていた頭がリセットされ、また前を向けるようになっていたと思います。

体が変わると、自然と考え方も変わります。「どうせ無理」と思っていたことに対しても、「やれば変わるかもしれない」と考えられるようになりました。

筋トレは、努力が目に見える形で返ってくる数少ない行動です。この小さな成功体験の積み重ねが、自己肯定感や行動力の土台になったと思います。

本を読む|視野が広がり、思考が整う

三つ目に、やってよかった自己投資は「本を読むこと」です。

学生の頃は、正直あまり本を読むタイプではありませんでした。ですが、社会人になってから、読書の価値を本当の意味で実感するようになりました。

本を読むようになって気づいたのは、自分の考えがいかに狭い範囲でつくられていたか、ということです。仕事や人間関係、キャリアについて悩んでいるときほど、同じ視点の中でぐるぐる考えてしまいがちですが、本はその思考の枠を外してくれたと思います。

特に印象に残っているのは、誰かの実体験や失敗談が書かれている本です。成功談だけでなく、うまくいかなかった過程や葛藤が描かれている内容には、リアルな学びが詰まっていました。

そうした本を読むことで、「悩んでいるのは自分だけではない」と感じられ、気持ちが少し楽になったこともあります。

もう一つ、本を読むことの大きな価値は、思考のスピードをゆるめてくれる点だと思っています。

SNSや動画のように情報が次々と流れてくる環境では、どうしても考える前に反応してしまいがちです。本を読む時間は、立ち止まって自分の考えを整理するための貴重な時間になりました。

読書を習慣にしてから、焦って決断することが減りました。一度立ち止まって考え、「本当に自分が納得できる選択かどうか」を確認できるようになったのは、大きな変化だと感じています。

本を読むことは、知識を増やすためだけのものではありません。視野を広げ、思考を整え、自分の軸をつくるための自己投資だと思っています。

副業|収入より「スキルと自信」が残った

四つ目に、やってよかった自己投資は「副業」です。

副業を始めたきっかけは、今すぐ収入を増やしたいというよりも、自分の力がどこまで通用するのかを試してみたい、という気持ちでした。

会社に依存しない働き方をしたい、本業以外でも価値を出せる人間になりたい。そんな思いから、最初は小さなブログ運営からスタートしました。

もちろん、最初からうまくいったわけではありません。副業を始めてから約3年間、収益はほぼゼロでした。それでも続けられたのは、結果が出なくても「自分で考えて行動する経験」そのものに価値を感じていたからだと思います。

副業を通して強く感じたのは、お金以上にスキルと自信が残るということです。自分で課題を見つけ、仮説を立て、試して改善する。このプロセスを繰り返す中で、自然とマーケティングや発信、データの見方などが身についていきました。

また、「自分で収入を生み出せる」という感覚は、精神的な余裕にもつながりました。たとえ本業がうまくいかない時期があっても、「他にも選択肢がある」と思えるだけで、仕事に対する不安は大きく減ります。

副業をやっていたことで、本業にも良い影響がありました。自分で考えて動く力が身についたことで、仕事の進め方や意思決定のスピードが変わり、任される役割も少しずつ広がっていきました。

副業は、短期的な収入を得るための手段ではなく、長期的に自分の市場価値を高めるための自己投資だと思います。

旅行|思考をリセットするための投資

五つ目に、やってよかった自己投資は「旅行」です。

私は今でも、できるだけ定期的に旅行に行くようにしています。仕事や副業で忙しい日々が続く中で、あえて日常から離れる時間をつくることが、自分にとってとても大切だと感じているからです。

旅行というと、ただの娯楽や贅沢に思われがちですが、私にとっては思考をリセットするための投資です。

普段と違う場所に行くと、見る景色や空気、人との距離感が一気に変わります。その環境の変化が、知らないうちに固まっていた考え方をほぐしてくれました。

特に印象に残っているのは、一人で旅をしたときの時間です。

スマホを見る時間を減らし、ただ街を歩いたり、景色を眺めたりするだけで、頭の中が驚くほど整理されていきました。仕事やキャリアについて悩んでいたことも、「実はそこまで深刻に考えなくていいのかもしれない」と、少し距離を置いて見られるようになった気がします。

常に何かを考え、成果を出そうとし続けていると、気づかないうちに心が疲れてしまいます。旅行は、そうした疲れをリセットし、また前を向くための余白をつくってくれる存在でした。

実際、旅行から戻った後の方が、仕事や副業へのモチベーションが上がることも多いです。
無理に頑張り続けるより、一度立ち止まることで、結果的に長く走り続けられるようになったと感じています。

カフェでの作業|環境への投資

六つ目に、やってよかった自己投資は「カフェでの作業」です。

私は普段、家で仕事や副業をすることも多いですが、集中力が落ちてきたときや、気分を切り替えたいときには、あえてカフェに行くようにしています。

一見するとただの気分転換のように思われるかもしれませんが、私にとっては環境に投資するという感覚に近いものです。

家で作業をしていると、どうしても気が散ってしまうことがあります。スマホを触ってしまったり、少し横になったりと、集中が途切れがちです。

一方でカフェに行くと、ほどよい雑音や人の気配があり、不思議と作業に集中できる時間が増えました。

場所を変えるだけで、頭の切り替えができる。

この効果は想像以上に大きいと感じています。同じ内容の作業でも、環境が変わるだけでスピードや質が変わることを、何度も実感してきました。

ただし、一点だけ意識していることがあります。混雑している時間帯に長時間居座らないことや、周囲への配慮を忘れないことです。

お店や他のお客さんが快適に過ごせるよう、最低限のマナーは大切にしています。

やって後悔した自己投資

やって後悔した自己投資ここまでは、私が実際に取り組んできた自己投資の中で、やってよかったと感じているものを紹介してきました。
一方で、正直に振り返ると、「これはやらなくてもよかったな」と思う自己投資もあります。

自己投資という言葉は、前向きでポジティブな印象があります。勉強すれば成長できる、お金をかければ意識が変わる。

そんなイメージを持ちやすいですが、実際にはすべての自己投資が成果につながるわけではありません。

私自身も、成長したい一心でさまざまなことに手を出してきましたが、中には時間やお金を使ったものの、ほとんど身につかなかったものや、今思えば遠回りだったと感じるものもありました。

この章では、そうした失敗や後悔の経験をお話しします。

無理な人脈づくり・交流会

やって後悔した自己投資の一つ目は、無理な人脈づくりや交流会への参加です。

社会人になってからしばらくの間、「人脈が大事」という言葉をよく耳にしていました。当時の私はその言葉をそのまま信じ、ビジネス系の交流会や飲み会に積極的に参加していました。

とにかく人脈を広げればチャンスが増えるはずだ、そんなふうに考えていたと思います。

実際に参加してみると、その場では名刺交換や軽い会話をするものの、その後につながる関係はほとんどありませんでした。

一見すると知り合いが増えたように感じますが、振り返ってみると、浅く広い関係ばかりで、本当に信頼できる人はほとんど残っていませんでした。

また、交流会で出会う人の中には、純粋なつながりを求めているというより、自分のサービスを売りたい、ビジネスの話を進めたいという目的の人も多く、次第に「誰と話しても営業される」という感覚になり、正直疲れてしまいました。

今振り返ると、人脈は数ではなく質だと思います。無理に広げようとするよりも、日々の仕事や自分の活動の中で、自然に信頼関係が築かれた人の方が、結果的に長くつながっていくと感じています。

人脈は、作ろうとして作るものではなく、自分がやってきたことの延長線上で、気づいたらできているものだと思います。

そのことに気づいてから、私は無理な人脈づくりや交流会には、参加しなくなりました。

教材の大量課金

次に、やって後悔した自己投資は、教材への大量課金です。

成長したい、何かを学びたいという気持ちが強いほど、教材や講座にお金をかけること自体が正しい行動のように感じてしまう時期がありました。

特にセールのタイミングになると、「今買っておけばいつか役立つはずだ」と思い、
動画教材やオンライン講座を次々と購入していました。

たとえば、動画で学べるサービスでは、大幅な割引が行われることがあります。その価格を見ると、「この値段ならとりあえず買っておこう」と感じてしまい、気づけば一度も開いていない教材がどんどん増えていきました。

今振り返ると、私は「学ぶこと」よりも「買うこと」で満足していたのだと思います。

教材を購入した瞬間に、「これで成長できるかもしれない」という安心感が生まれ、
実際には行動がほとんど伴っていませんでした。資格の勉強でも同じような経験があります。テキストや問題集を何冊もそろえたものの、結局どれも中途半端なまま終わってしまいました。

情報を集めすぎたことで、かえって何から手をつければいいのか分からなくなっていたと思います。

どれだけ良い教材でも、行動しなければ意味はありません。

大切なのは、教材の数ではなく、使い切った経験です。この経験から、私は「新しい教材を買う前に、今持っているものをやり切る」という意識を持つようになりました。

無目的の資格勉強

やって後悔した自己投資の中で、もう一つ挙げるとすれば、無目的の資格勉強です。

先ほど、やってよかった自己投資として資格勉強を紹介しましたが、それはあくまで「目的を持って取り組んだ場合」の話です。一方で、目的がないまま始めた資格勉強は、正直ほとんど身につきませんでした。

当時の私は、「何か資格を取っておけば将来役に立つはずだ」と考え、明確なゴールを持たないまま、いくつかの資格勉強に手を出していました。

しかし、どれも本気で興味があったわけではなく、勉強そのものが次第に苦痛になっていったのを覚えています。

今振り返ると、資格を取ること自体が目的になってしまい、「この資格を通して何を得たいのか」「どう活かしたいのか」という視点が、完全に抜けていました。

自己投資という観点で見ると、目的のない資格勉強は、あまりおすすめできません。

それは成長のための投資というよりも、「何かやっている気分」になるための行動に近かったと思います。

もちろん、純粋に学ぶことが好きであれば、それ自体に価値はあります。ただ、キャリアや将来につなげたいのであれば、資格を取る前に「なぜこの資格が必要なのか」を考えることがとても重要です。

あえてやっていない自己投資

ここまで、やってよかった自己投資と、やって後悔した自己投資についてお話ししてきました。
最後に紹介したいのは、「あえてやっていない自己投資」です。

世の中には、自己投資と呼ばれるものが本当にたくさんあります。

その中には、実際に成果を出している人がいるものや、人生が大きく変わったと感じている人がいるものも少なくありません。

ただ、自己投資には人それぞれ向き不向きがあります。

誰かにとっては効果があったものでも、必ずしも自分にとって最適とは限りません。

ここで紹介する自己投資は、決して否定したいわけではありません。

あくまで、私自身の価値観や経験を踏まえたうえで、「今の自分には必要ない」「別の形で学べる」と判断し、あえて選ばなかったものです。

自己投資に正解はありません。

大切なのは、世の中の正解や流行に流されるのではなく、自分にとって何が必要なのかを考えて選ぶことだと思っています。

この章では、私があえてやっていない自己投資と、その理由について、正直にお話ししていきます。

高額セミナー

あえてやっていない自己投資の一つ目は、高額セミナーです。

自己啓発やビジネス系のセミナーには、独特の熱量があります。実際に参加すると、「自分も変われそうだ」「今すぐ行動しなきゃ」という前向きな気持ちになることも多いと思います。

中には、そうした場をきっかけに人生が大きく変わった人がいるのも事実です。

ただ、私自身はこれまで高額なセミナーには参加していません。理由は、今の時代、高額なセミナーに参加しなくても学べる環境が十分に整っていると感じているからです。

本や動画、オンライン教材、SNSなどを活用すれば、実績のある人の考え方やノウハウを、低コスト、あるいは無料で学ぶことができます。しかも一人の意見に偏らず、複数の視点から情報を集められる点は、大きなメリットだと思っています。

また、高額なセミナーの場合、金額が大きい分、「元を取らなければ」という意識が強くなりすぎてしまうこともあります。その結果、内容を冷静に判断できなくなったり、セミナーに参加したこと自体がゴールになってしまうケースも少なくありません。

もちろん、講師やタイミングによっては、非常に価値のあるセミナーもあると思います。ただ私の場合は、まず自分で学び、実践し、試行錯誤する方が性格的にも合っていました。

自己投資は、かけた金額の大きさで価値が決まるものではありません。

どれだけ行動を続けられるか、どれだけ日常に落とし込めるか。

そう考えると、今の私にとって高額セミナーは、あえて選ばない自己投資になっています。

コンサル・メンター契約

あえてやっていない自己投資の二つ目は、コンサルやメンター契約です。

コンサルやメンターと聞くと、「正しい方向に導いてくれる存在」というイメージを持つ人も多いと思います。実際に、信頼できる人と出会い、成果を出している人がいるのも事実です。

ただ、私自身は今のところ、コンサルやメンター契約はしていません。理由はシンプルで、誰かに答えを委ねるのではなく、自分で考える力を身につけたかったからです。

確かに、経験豊富な人に相談すれば、近道できる場面もあります。迷ったときに方向性を示してもらえる安心感もあるでしょう。一方で、それに頼りすぎてしまうと、「自分で考えること」をやめてしまう危険もあると感じていました。

人に答えをもらうことに慣れてしまうと、いざ判断が必要な場面で、自分の軸が分からなくなってしまいます。私はその状態になるのが、少し怖かったのだと思います。

また、コンサルやメンター契約は、費用が高額になることも少なくありません。

お金を払うことで「やっている気」になってしまい、実際の行動が伴わなければ、結局何も変わらないまま終わってしまいます。

成長の本質は、誰かに教えてもらうことよりも、自分で試して、失敗して、考え続けることにあると私は考えています。

遠回りに見えても、その過程で身についた思考力や判断力は、確実に自分の力になりました。

もちろん、タイミングや相性によっては、コンサルやメンターが大きな助けになることもあるでしょう。ただ今の私にとっては、まず自分で考え抜くことこそが、最優先の自己投資だと感じています。

有料コミュニティ

あえてやっていない自己投資の三つ目は、有料コミュニティです。

ここ数年で、有料コミュニティはかなり増えました。同じ目標を持つ人同士でつながれたり、情報交換ができたりと、実際にそこで刺激を受けて成長している人がいるのも事実だと思います。

ただ、私自身はこれまで有料コミュニティには参加していません。理由は、人とのつながりそのものが目的になってしまうと、本来やるべき行動がおろそかになりやすいと感じたからです。

コミュニティに入ると、仲間意識や安心感が生まれます。それ自体は悪いことではありませんが、いつの間にか「参加しているだけで前に進んでいる気分」になってしまうこともあります。

実際の行動よりも、発信や交流が中心になってしまうケースも少なくないと感じました。

また、周囲の成果や発言が目に入ることで、必要以上に他人と自分を比べてしまったり、「自分も何か発信しなければ」と焦りを感じてしまうこともあります。私にとっては、その空気感があまり合いませんでした。

私の場合は、誰かと常につながっているよりも、一人で考え、試し、黙々と積み上げる時間の方が成果につながりやすいタイプです。

自分のペースで進められる環境の方が、長く続けられると感じています。

有料コミュニティが悪いわけではありません。大切なのは、参加すること自体ではなく、
その環境をどう活かせるか、そして自分の性格や目的に合っているかどうかです。

私にとっては、まず自分の行動を積み重ねることが先でした。必要になったときに、必要な人とつながる。そのくらいの距離感が、今の自分にはちょうどいいと感じています。

自己投資は「目的を持って選ぶ」ことが大事

自己投資は「目的を持って選ぶ」ことが大事自己投資は、やればやるほど成長できるものではありません。大切なのは、何をやるかよりも、なぜそれをやるのかです。

同じ資格勉強でも、目的があれば力になるし、目的がなければただの苦行になります。

筋トレも、副業も、本を読むことも、すべて「どんな自分になりたいか」というゴールがあってこそ意味を持ちます。

逆に、周りがやっているから、不安だからなんとなく良さそうだから、という理由で始めた自己投資は、続かず、後悔しやすいです。

自己投資は、流行や他人基準で選ぶものではなく、自分の人生に必要かどうかで選ぶものです。

全部をやる必要はありません。今の自分にとって必要なものを、必要な分だけ選ぶ。それが、遠回りしない自己投資だと思います。

まとめ|自己投資に正解はない

自己投資に、これをやれば必ず成功するという正解はありません。同じことをしても、成果が出る人もいれば、そうでない人もいます。

大切なのは、世の中で「良い」と言われているかどうかではなく、それが今の自分にとって本当に必要かどうかです。

やってよかった自己投資も、やって後悔した自己投資も、すべては自分の目的やタイミング次第で意味が変わります。

だからこそ、他人の成功例をそのまま真似するのではなく、自分の状況や目標に合わせて選ぶことが大切です。

自己投資は、量や金額を競うものではありません。全部をやる必要もありません。必要なものを、必要な分だけ、納得して選ぶ。それが、遠回りしない自己投資につながります。

この記事が、今の自分にとって本当に必要な自己投資は何かを考える、ひとつのきっかけになれば嬉しいです。

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