朝の満員電車に揺られながら、片道1時間半。

会社に着く頃には、すでに一日の体力を半分以上使い切っている。そんな生活を、私は当たり前のように続けていました。

少し体が触れただけで睨まれたり、ホームでは毎朝のように起こるポジション争い。通勤というより、もはや「消耗するイベント」に近かったと思います。家に帰る頃にはヘトヘトで、
「副業をやろう」「勉強しよう」と思っていたはずなのに、気づけばソファでスマホを眺めて一日が終わっている。やりたいことはあるのに、時間も気力も残っていない。当時の私は、ずっとそんな感覚を抱えていました。

往復3時間という通勤時間は、ただ長いだけでなく、自分の人生を前に進めるためのエネルギーを、少しずつ削っていく存在でもありました。

しかし、ある時ふと「この通勤時間を、ただ耐える時間で終わらせていいのか?」と考えるようになります。

そこから、通勤時間の使い方を少しずつ変えたことで、副業が続くようになり、キャリアの選択肢が広がり、最終的にはフルリモートで働く今の働き方へとつながっていきました。

この記事では、通勤時間が往復3時間だった私が、実際にどんなふうに時間を使い、どうやって人生を前に進めていったのかを、リアルな体験ベースでお話ししていきます。

この記事でお伝えしている内容は、YouTube動画でも、当時の気持ちやエピソードを交えながら詳しく語っています!

もしよければ、あわせて動画の方もチェックしてみてください!

通勤時間が長い人ほど「時間貧乏」になりやすい理由

通勤時間が長い人ほど「時間貧乏」になりやすい理由通勤時間が長い人ほど、「時間がない」という感覚に陥りやすくなります。これは気合や努力が足りないからではなく、生活の構造そのものが、時間を奪う形になっているからです。

私自身、朝1時間半、夜1時間半の往復3時間通勤をしていた頃は、常に時間に追われている感覚がありました。家事や仕事、最低限の生活をこなすだけで一日が終わってしまい、「自分のために使える時間」がどこにも残っていなかったのです。

通勤時間が長いと、1日の中で自由に使える時間が細切れになります。

その結果、「どうせ30分しかないから何もできない」「今日は疲れたから明日やろう」
と、行動を先送りするクセがついてしまいます。

さらに厄介なのは、体力と気力が同時に削られていくことです。長時間の通勤は、単なる移動ではなく、満員電車のストレスや騒音、人混みの緊張感などで、想像以上にエネルギーを消耗します。

家に帰った頃にはヘトヘトで、副業や勉強をやろうと思っていた気持ちだけが残り、体は全く動かない。結果として「今日も何もできなかった」という自己嫌悪が積み重なっていきます。

こうして、時間がない → 何もできない → 自己嫌悪 → さらに動けなくなるという時間貧乏のループに入りやすくなります。

それでも人生を前に進めるために必要だった考え方

私自身、当時は「時間がないのは仕方ない」「今は耐える時期だ」と、半ば諦めに近い気持ちで毎日を過ごしていました。

でも、ある時ふと気づいたことがあります。それは、「まとまった時間が取れないこと」を問題にしている限り、この生活は一生変わらないということでした。

多くの人は、「2時間空いたら勉強しよう」「休日にまとめて副業をやろう」と考えがちです。しかし、通勤時間が長い生活では、そのまとまった時間が、そもそもほとんど生まれません。

そこで、考え方を大きく切り替えました。「まとまった時間を作る」のではなく、「細切れの時間を前提に、前に進む」 という発想に変えたのです。

10分でもいい。15分でもいい。完璧じゃなくていい。毎日じゃなくてもいい。

「今日はこれだけやった」と言える小さな行動を、とにかく積み重ねることを優先しました。

もう一つ大事だったのが、完璧主義を捨てることです。疲れている中で「しっかりやらなきゃ意味がない」「中途半端ならやらない方がいい」と考えてしまうと、結局何もできなくなります。

当時の私は、「60点でいいから、とにかく前に進む」という基準に変えました。この基準にしただけで、行動のハードルが一気に下がり、少しずつですが、確実に積み上がっていきました。

そして何より大きかったのは、「通勤時間を、ただ耐える時間ではなく、未来につながる時間に変える」という意識を持ったことです。

同じ電車、同じ時間、同じ混雑でも、「何もできない時間」だと思っているのと、「少しでも前に進める時間」だと思っているのとでは、心の持ち方も、その後の行動も大きく変わります。

朝の通勤時間にやってよかったこと

朝の通勤時間にやってよかったことここからは、私が実際に朝の通勤時間にやってよかったことをお伝えします。

通勤時間は、ただ移動しているだけでも過ぎていきますが、朝は一日の中でも頭が一番クリアで、使い方次第でその日の充実度が大きく変わる時間です。

全部を完璧にやる必要はありません。

私も最初からうまくできていたわけではなく、できることを一つずつ試していっただけでした。

無理なく続けられて、「やってよかった」と実感できたものだけを紹介していきます。

動画学習で短時間インプット

まず一つ目が、動画学習で短時間のインプットをすることです。

朝の通勤時間は、意外と頭が一番よく動く時間なんですよね。家を出て仕事モードに切り替わり始めていて、ぼーっとしているようで、実は集中力が高い。

私はこの時間に、YouTubeの解説動画や、Udemyの5分〜10分くらいの短い講座をよく見ていました。

長い動画を完走しようとすると続かないので、「1本見る」「1チャプターだけ進める」このくらいの気持ちで十分です。

通勤中にSNSをなんとなく眺めるのと、短い動画で知識を一つ増やすのとでは、一日の充実感がまったく違ってきます。

朝の通勤時間は、動画でサクッと学ぶのに本当にちょうどいい時間でした。

読書(電子書籍・紙どちらでもOK)

次にやってよかったのが、通勤時間での読書です。電子書籍でも紙の本でも、どちらでも構いません。

朝の通勤時間は意外と読書に集中できます。周りは騒がしいのですが、その適度な雑音が逆に集中を助けてくれることもあります。

私は当時、ビジネス書や自己啓発本を読むことが多かったのですが、朝は頭がクリアなので、内容が驚くほどスッと入ってきました。家で読もうとすると眠くなるような本でも、朝なら問題なかったです。

kindleのような電子書籍なら片手で読めますし、満員電車でも邪魔にならないので続けやすい。軽くて荷物が増えないのも助かりました。

紙の本が好きな方は、ページをめくる感覚で気持ちが切り替わります。10分、15分でも続けていると、気づけば一冊読み終わっていた、なんてことも普通にあります。

朝の通勤時間での読書は、移動時間をそのまま自己投資の時間に変えてくれる、本当にコスパのいい習慣でした。

kindle

 

音声学習(満員電車でも可能)

そしてもう一つ、朝の通勤時間にやってよかったのが音声学習です。

満員電車は、正直スマホを開く余裕もないですよね。本も読めないし、動画を見るのも難しい。そんな状況でも唯一できたのが、音声でのインプットでした。

イヤホンをつけるだけでいい。画面を見る必要もなく、立ったままでも学べる。この手軽さは、朝の通勤時間では本当に助かりました。

私は、Audibleの本の読み上げや、Voicyのビジネス系の放送、あとは英語のPodcastなどをよく聴いていました。

内容を全部覚えようとしなくて大丈夫です。なんとなく聞いているだけでも、毎日続けていると、自然と知識が積み上がっていきます。

今日やることを整理する

次にやってよかったのが、今日やることを整理することです。

特別なツールは使っていません。スマホのメモで十分ですし、1〜2分あればできます。

私がやっていたのは、とてもシンプルで、今日やることを三つだけ書き出す。それだけです。

仕事の中で一番優先したいこと。今日中に終わらせたいこと。そして、夜にやる副業や勉強を一つ決めておく。

これを朝の通勤時間にやっておくと、仕事が始まってから迷わなくなります。「何から手をつけようかな」と考える時間が減るので、1日の生産性が一気に上がりました。

夕方までに終わらせたいことが明確になると、ダラダラ残業も減って、結果的に自分の時間を守れるようになります。

本当に地味なんですが、一番効果を実感した習慣の一つでした。

副業・勉強のアイデア出し

最後に、朝の通勤時間にやってよかったのが、副業や勉強のアイデア出しです。

難しいことをやる必要はなくて、思いついたことをスマホのメモに書き留めるだけで十分でした。

朝は、前日の疲れがリセットされている分、意外と新しい発想が出やすいです。私は通勤中に、ブログのネタやXの投稿案を二つか三つメモするのを習慣にしていました。

副業の企画についても、「こういう形ならできそうだな」とか、「このやり方なら続けられそうだな」といったラフなアイデアを書き出すだけでOKです。

勉強に関しても、その日覚えたいポイントや、あとで調べたいことをメモしておくと、夜や休日の学習がかなりスムーズになります。

帰りの電車のおすすめの過ごし方

帰りの電車のおすすめの過ごし方ここからは、帰りの電車のおすすめの過ごし方についてお話しします。

朝と違って、帰りの電車はもう体力も集中力もかなり落ちています。仕事を終えたあとの電車って、正直それだけでしんどいですよね。

だから、朝と同じことをやろうとする必要はありません。帰りの時間は、「頑張る時間」ではなく、無理なく続けられることを選ぶのが大切です。

このパートでは、疲れていてもできて、それでもちゃんと次につながる。そんな帰りの電車の過ごし方を紹介していきます。

副業ネタ・X投稿・ブログネタをメモ

まず、帰りの電車でやってよかったのが、副業ネタやX投稿、ブログネタをメモすることです。

朝ほど頭は回らないですが、一日働いたあとだからこそ出てくる気づきがたくさんあります。
仕事中に感じた違和感とか、「あ、これ話せそうだな」という小さな引っかかり。

私は帰りの電車で、その日のうちにXの下書きを作ったり、ブログの構成を箇条書きでまとめていました。

ポイントは、文章を完成させようとしないこと。疲れている時間に完璧を目指すと、まず続きません。思いついたことをメモするだけで十分です。

これをやっておくと、家に帰ってからの作業のハードルが一気に下がります。ゼロから考えるより、「続きから始める」方が圧倒的に楽です。

帰りの電車は、副業や発信の仕込み時間として使うのが、一番ちょうどいいと思います。

動画・音声で「ゆるく」インプット

帰りの電車では、動画や音声を使って「ゆるく」インプットするのがおすすめです。朝と違い、仕事終わりは集中力も体力も落ちているため、重たい学習を無理に詰め込む必要はありません。

YouTubeの解説動画や音声コンテンツを流し聞きするだけでも、十分意味があります。内容を完璧に理解しようとしなくても、繰り返し触れているうちに、自然と知識は積み重なっていきます。

特に音声学習は、画面を見る必要がないため、疲れている状態でも続けやすい方法です。ただ聞くだけ、というスタイルだからこそ、帰りの通勤時間との相性が良いと感じています。

帰りの時間は、「頑張って学ぶ時間」ではなく、リラックスしながら知識に触れる時間として使う。そのくらいの温度感の方が、長く無理なく続けることができます。

あえて何もしない時間を取る

帰りの通勤時間には、あえて何もしない時間を取るという選択肢も大切です。仕事終わりは、思っている以上に脳と心が疲れています。その状態でさらに情報を詰め込もうとすると、回復するはずの時間が削られてしまいます。

イヤホンを外し、スマートフォンも見ず、ただ景色を眺めたり、ぼんやりと過ごすだけでも十分です。何もしていない時間にこそ、頭の中が整理され、気づかないうちに疲労が抜けていくことがあります。

特にショート動画や強い刺激のあるコンテンツは、一見リラックスしているように見えて、実際には脳が休まっていないことも少なくありません。その結果、家に帰ってからも疲れが残り、翌日の集中力に影響することがあります。

何もしない時間は、サボりではなく回復のための投資です。帰りの通勤時間を「整える時間」として使うことで、次の日の仕事や学習の質を高めることにつながります。

通勤時間を味方につけると人生は変わる

通勤時間を味方につけると人生は変わる通勤時間は、ただの移動時間ではありません。使い方次第で、自分の人生を前に進めるための時間にもなります。

通勤時間が長いほど、疲れやストレスばかりに目が向きがちですが、その時間をどう捉えるかで、日々の積み重ねは大きく変わります。短い動画を見る、本を数ページ読む、音声を聞く、あるいは何もしないで心と頭を整える。どれも立派な「自分のための時間」です。

すべてを完璧にこなす必要はありません。できることを一つだけ取り入れる。それを続けるだけで、日常の中に確実な変化が生まれます。

通勤時間を消耗の時間にするか、未来につながる時間にするかは、自分次第です。その選択を変えたとき、人生は少しずつ、しかし確実に動き始めます。

忙しい毎日の中でも、通勤時間を味方につけることができれば、人生の進むスピードは大きく変わっていきます。

まとめ:まずは明日の通勤時間を少しだけ変えてみよう

通勤時間は、毎日必ず訪れる時間です。だからこそ、その使い方を少し変えるだけで、日々の積み重ねは大きく変わります。

すべてを一気に変える必要はありません。動画を一本見る、数ページ本を読む、音声を聞く。あるいは、何もしない時間を意識的につくるだけでも十分です。

大切なのは、「この時間をどう使うか」を自分で選ぶこと。通勤時間をただ流される時間にしない。それだけで、毎日の感覚は確実に変わっていきます。

まずは明日の通勤時間を、少しだけ変えてみてください。その小さな選択が、これからの人生を前に進めるきっかけになります。

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