「毎日仕事に追われて、自分の時間がまったくない…」
そんな悩みを抱える社会人の方は多いのではないでしょうか?
私もかつてはその一人でした。朝はギリギリまで寝て、夜は疲れて何もできずに1日が終わる。「このままでいいのかな」と思いながら、何も変えられない日々。
そんな私の人生を変えたのが「朝活」でした。
朝の静かな時間を使って、勉強や副業にコツコツ取り組むことで、少しずつ自信が積み重なり、気づけば副業で安定収入を得られるようになりました。本業にもプラスの影響があり、キャリアの選択肢も広がりました。
特別な才能や根性があったわけではありません。ただ「朝の時間をどう使うか」を変えただけです。
この記事では、私が7年以上続けてきた朝活で人生が変わった理由と、凡人でも無理なく続けられる習慣化のコツを具体的にお伝えします。
YouTubeでも同じテーマで詳しく紹介していますので、ぜひチェックしてみてください!
朝活は目的を叶える手段である
まず大前提として、朝活は「何か目的を叶えるための手段」であり、早起きそのものがゴールではありません。
「毎日5時に起きているから偉い」ではなく、その時間をどう使うかが何より大切です。
たとえば、
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資格を取ってキャリアを広げたい
-
副業を育てて収入を増やしたい
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体を鍛えて健康も自信も手に入れたい
こうした目的を実現するために、忙しい社会人が時間を生み出す方法こそ「朝活」です。
夜は疲れて集中できないことが多くても、朝なら頭も体もリセットされ、誰にも邪魔されない貴重な時間を確保できます。
つまり、早起きの価値は「生まれた時間をどう活かすか」にあるということです。
早く起きること自体に価値を置くのではなく、その時間で「未来の自分を育てる行動」ができるかどうかが、人生を変えるカギになります。
私が朝活を始めたきっかけ
私が朝活を始めたきっかけは、資格勉強の時間を確保したかったからです。
社会人1年目の頃、昇給に必要な資格を取ろうと、仕事が終わってから勉強をしていました。
しかし、正直まったく集中できませんでした。仕事で疲れきっていて、教科書を開いても頭に入ってこない。気づけばスマホを触って、そのまま寝てしまう日も多かったです。
そんなある日、思い切って朝に勉強してみたら、驚くほど集中できました。頭がスッキリしていて、内容がスッと理解できる。「同じ勉強なのに、時間を変えるだけでこんなに違うのか」と衝撃を受けました。
それ以来、朝の時間を資格勉強に使うようになり、次第に副業や筋トレなど、自分を成長させる活動のすべてを朝に集約するようになりました。
当時はシフト制の接客業だったため、勤務時間もバラバラでしたが、「夜よりも朝のほうが自分を律しやすい」と気づいてからは、どんな勤務形態でもできる範囲で朝活を続けていました。
最初は「朝8時に起きるだけ」で精一杯でしたが、続けていくうちに「昨日より10分早く起きよう」と少しずつ前倒しできるようになり、気づけば朝5時台には自然と目が覚めるようになっていました。
朝活を始めた当初は、「継続できる自信」なんてまったくありませんでした。でも、小さな成功体験を積み重ねるうちに、「今日もできた」という感覚が自信につながり、結果的に7年以上も続けることができました。
朝活で得られた3つのメリット
最初は「資格の勉強時間を作りたい」という小さな理由で始めた朝活でしたが、続けていくうちに想像以上の変化を感じるようになりました。
ここからは、私が7年以上の朝活で実感した3つの大きなメリットをお伝えします。
① 集中力が最大化した状態で自分の時間を確保できる
朝活の一番の魅力は、誰にも邪魔されず、集中力が最大化した状態で自分の時間を確保できることです。
夜に勉強や副業をしようと思っても、仕事で疲れきって頭も体も動かない。
スマホを見ているうちに時間が過ぎて、気づけば寝る時間になってしまう。
そんな経験をしたことがある方は多いと思います。
一方で、朝は脳も体もリセットされていて、一日の中で最も集中できる時間帯です。
外の世界も静かで、SNSの通知も鳴らない。まさに「自分のためだけの時間」を確保できるゴールデンタイムです。
私自身、夜に勉強しても全く頭に入らなかった内容が、朝に同じ教材を開いたら驚くほどスッと理解できた経験があります。副業の作業も、夜だと1時間かかっていたものが、朝なら30分で終わる。それくらい、生産性と集中力に大きな差が出るのが朝活です。
② 1日が驚くほど濃くなる
朝活を習慣にすると、1日の密度と充実感が圧倒的に変わります。
以前の私は、仕事をして家に帰り、ご飯を食べて、スマホを見て寝るだけの毎日でした。
まるで同じ日を何度も繰り返しているような感覚で、「このまま何年も過ぎていくのかな…」と、どこか虚しさを感じていたんです。
でも、朝活を始めてからは1日のスタートがまったく変わりました。出社前に勉強や副業、筋トレなど“自分のための時間”を過ごすことで、朝の時点で「今日やるべきことはもう終わった」という安心感が生まれます。
そのおかげで、仕事中のパフォーマンスも上がり、1日の充実度が格段に高まりました。
また、休日でも午前中にやるべきことを済ませてしまえば、午後は心から自由に過ごせます。「自分の時間をコントロールできている」という感覚が、何よりも人生の充実度を高めてくれるのです。
つまり、朝活とは時間を増やす習慣ではなく、1日の質そのものを底上げするための仕組みだと思います。
③ 自己肯定感が爆上がりする
朝活を続ける最大のメリットのひとつが、自己肯定感が大きく高まることです。
朝の時間に、自分の成長や未来につながる行動を積み重ねると、「今日も自分を大切にできた」という感覚が生まれます。これは小さなことのように見えて、1日のメンタルを大きく左右します。
以前の私は、夜になって「今日も何もできなかったな…」と自己嫌悪に陥る日が多くありました。でも、朝活を始めてからは、出社前にやるべきことを終えているので、1日のスタートから「もうすでに成長できた」と思えました。
この感覚が積み重なると、自信が少しずつ内側から育っていきます。「継続できている自分」を実感するたびに、自己肯定感は確実に上がっていく。
そして不思議なことに、自己肯定感が高まると行動もポジティブになり、また新しい挑戦に踏み出す原動力になります。
朝活を習慣化する3つのコツ
ここまでお話ししてきたように、朝活には多くのメリットがあります。しかし実際には、「わかっているけど続かない」という人がほとんどです。
朝活は、一日だけ頑張るものではなく、続けてこそ意味がある習慣です。私自身も最初からうまくいったわけではなく、眠気に負けたり、予定が崩れて挫折しかけたことも何度もありました。
それでも、いくつかの工夫を取り入れることで、気づけば7年以上も朝活を継続できるようになりました。
ここからは、私が実際にやって効果を感じた「朝活を習慣化する3つのコツ」を紹介します。
① 夜の仕込みが朝を変える
朝活を続けるうえで一番大切なのは、夜の過ごし方を整えることです。実は、朝活の成功は「前日の夜」にほとんど決まります。
夜ふかししてしまえば、当然朝は起きられません。そして、やることを決めずに寝てしまうと、せっかく早起きしても「何をしようかな…」と迷っているうちに時間が過ぎてしまいます。
私自身も最初の頃は、せっかく早く起きても目的が曖昧で、気づけばスマホを見て終わってしまう日が多くありました。
そこで取り入れたのが、「夜の仕込み」習慣です。
寝る前に明日の朝やることを1つだけ決めておく。
たとえば、
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TOEICの単語を30個覚える
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ブログの下書きを1本書く
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筋トレを15分する
といったように、内容を具体的にしておきます。
さらに、机の上に教科書やノートを出しておく、PCを立ち上げたらすぐ作業できる状態にしておく。これだけで、朝のハードルが一気に下がります。
そしてもう一つ大事なのが、「夜更かしをしないこと」です。眠気と戦いながら無理に早起きしても続きません。
夜の仕込みが整えば、朝は自然と動き出せるようになります。
② 10分早く寝て10分早く起きる
朝活を始めるときに多くの人がつまずくのが、「いきなり早起きしようとすること」です。
たとえば、いつも7時に起きている人が、明日から5時起きに変える。これはほぼ確実に三日坊主になります。
人の体内時計は、急な変化に対応できないようにできています。だからこそ、最初は「たった10分」で大丈夫です。
寝る時間を10分早めて、起きる時間を10分早める。
これだけでも、1週間続ければ70分の朝時間が生まれます。その小さな積み重ねが、確実に自信とリズムを作ってくれます。
③ ハードルを下げて、コツコツ積み上げる
朝活を続けるうえで一番の敵は、「完璧主義」です。最初から「毎朝1時間勉強する」「毎日筋トレを続ける」と意気込むと、できなかったときに一気にやる気を失ってしまいます。
続かない最大の理由は、「自分に厳しすぎる設定」です。
私自身、最初の頃は「1時間しっかりやらなきゃ」と考えていましたが、実際は眠くて集中できず、結局続きませんでした。
そこで考え方を変えて、「できる範囲でやればOK」という感じでハードルをかなり下げました。
たとえば、
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本を1ページ読むだけ
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英単語を5個覚えるだけ
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筋トレを10回だけやる
こんな小さな目標でも、「できた」という事実が積み重なれば、それが習慣の土台になります。
ハードルを下げてでも毎日続けることが、やがて大きな成果につながります。
社会人におすすめの朝活3選
ここまで朝活のメリットや継続のコツをお伝えしてきましたが、
「じゃあ実際に、どんなことをすればいいの?」と感じた方も多いのではないでしょうか。
朝活は、ただ早起きして何かをする時間ではなく、未来の自分に投資する時間です。
限られた朝の時間をどう使うかで、1年後・3年後のキャリアや人生の方向性が大きく変わります。
とはいえ、やみくもに何かを始めても続かないのが現実。そこでここからは、私自身が7年以上の朝活を通して「これは本当にやってよかった」と感じた社会人におすすめの朝活を3つ紹介します。
① 副業|収入の柱を増やす時間に
朝活の時間を使って最もおすすめしたいのが、副業です。副業で収入の柱を増やすことは、お金を稼ぐこと以上の価値があります。
「会社に依存しなくても生きていける」という安心感を得られること。そして、自分の力で収入を作り出す経験が、将来のキャリアの自由度を大きく広げてくれます。
私自身も最初はブログを中心に、出勤前の1〜2時間を使ってコツコツ記事を書いていました。すぐに成果は出ませんでしたが、半年、1年と積み上げるうちにアクセスが増え、気づけば副業収入が得られるようにまで育ちました。
今では、ブログに加えてWeb広告の運用やメディア運営の業務委託など、複数の仕事を掛け合わせる形で働いています。
通勤前の1〜2時間を使うだけでも、確実に自分のビジネスを育てていけます。
最初はブログやSNSなど、在宅で始められる副業がおすすめです。
② 勉強|未来の自分に投資する時間に
社会人になると、日々の仕事に追われて勉強の時間を確保するのが難しくなります。
「資格を取りたい」「語学を身につけたい」と思っても、夜は疲れて頭が回らず、スマホを触って終わってしまう。そんな人も多いのではないでしょうか。
私も新卒の頃、仕事終わりに資格の勉強をしていましたが、集中できず、いつの間にか眠ってしまうことがほとんどでした。
ところが、朝に勉強するように変えた途端、すべてが好転しました。頭がクリアな状態でインプットできるので、内容の理解度が圧倒的に上がり、記憶の定着率も格段に良くなったのです。
勉強で得た知識やスキルは、誰にも奪われない資産になります。朝の時間を使って積み上げれば、確実に未来の自分を変える力になります。
③ 運動|体を動かして一日のスイッチを入れる
朝活に「運動」を取り入れると、一日のスタートが劇的に変わります。
軽く体を動かすだけで血流が良くなり、脳がスッキリと目覚めます。それによって集中力・判断力・モチベーションが高まり、仕事にもポジティブなエネルギーを持って臨めるようになります。
私自身も筋トレを朝に行うようになってから、1日のパフォーマンスが大きく変わりました。
朝に運動を終えていると、「もう今日の自分はやり切った」という充実感が生まれ、どんな仕事にも前向きな気持ちで取り組めるようになりました。
運動には、体だけでなく心も整える力があります。
朝の運動を通してスイッチを入れることで、心身ともに最高のコンディションで1日をスタートできます。
朝活を続けると、人生が変わる
朝活は、1日や2日で劇的な変化が起こるものではありません。しかし、小さな積み重ねを続けることで、確実に人生を変えていく力を持っています。
私自身、最初はただの資格勉強から始まりました。でも、朝の時間を少しずつ自分のために使うようになってから、副業の収入が安定し、キャリアの選択肢が広がり、何よりも「自分の人生を自分で動かしている」という実感を得られるようになりました。
特別な才能や環境があったわけではありません。ただ、朝の10分を自分に投資し続けただけです。
毎日少しずつ積み上げていくうちに、気づけば大きな自信と結果が手に入っていました。
もし今、「何かを変えたいけど時間がない」と感じているなら、まずは明日の朝、10分だけ早く起きてみてください。
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